母が何もしないで10万円得した秘密を公開

投稿者: | 2017-09-14

こんにちは、つかさ住設です。

先日、僕の実家の外壁を塗り替えました。

今日はその様子と
母が”何もしないで”10万円得した方法
お教えします。

あなたは家の塗り替えをどのくらいのスパンでするのが妥当か、
外壁塗装の目安をご存知ですか?

それついて塗装業界では『10年前後』だと言われています。

なぜ”前後”と幅を持たせているのかというと、
家の状態、もっと言うと、今の『塗膜』の状態によって
塗り替えのタイミングが変わるからです。

「専門用語で話されてもわからないよ!」

という方にご説明するためにググってみました。

塗膜とは、塗料を塗って膜を作り、
雨や紫外線のダメージから家を守るもの

ということです。

その塗膜が長い年月によって雨風や紫外線によって剥がれてしまうと、
雨が壁から浸透してしまい、中の柱など木材を腐らせてしまったりします。

それを防ぐために定期的に外壁の塗り替えなどの
メンテナンスをする必要があるのですが、

それのタイミングを知る簡単な方法があるのをご存知でしょうか?

それは特別な方法ではなく、
名前は知らなくても多くの方が体験したことがある現象です。

それが、これです↓↓

これは『チョーキング』と言って、
古い壁やベランダの手すり、ガードレールなどを触ったときに
写真のように手が白くなったりする現象です。

古い塗膜が剥がれて手についてしまっている状態なので
この兆候が出たタイミングが塗り替えのタイミングになります。

ただ、チョーキングが出たからといって

「今すぐ塗り替えなきゃ家が崩れる!!」

というような心配はありませんので安心してくださいね!

飛び込み営業マンの中には、
このチョーキングを見せて

「これ・・・ヤバいですよ・・・」

と恐怖心を煽る輩もいるのでご注意ください。

あっ、でも壁に『クラック(ひび割れ)』
入っているお宅は、塗り替えでなくとも
コーキングを入れたりとか、何か対処してください。

クラックは細い方が注意が必要で、
毛細管現象によってどんどん室内に
入って行ってしまうからです。

ちなみに、壁のクラックを埋める際には
水廻りなどによく使う「シリコンコーキング」は
使っちゃダメですよ!

シリコンコーキングは塗料を弾いてしまうため
外壁塗装の際にその部分だけ塗料が乗らなくなってしまうのです。

・・・

前置きが長くなりましたが
それではまず、実家の塗り替えの様子をご紹介します。

こちらが施工前です↓↓

壁は良く見ると、紫がまだら模様のようになってしまい
チョーキングも出ていました。

屋根は所々コケが生えている状態でした。

次に足場を立てて、周囲に塗料が飛び散らないように
ネットを全面にかけます。↓↓

そして、屋根や壁(施工する箇所)の汚れを落とすために
高圧洗浄を行います。

洗車ホースの”ジェット”を
もっと強くしたような感じです(笑)

それが終わると、塗りに入ります。

ちなみに、
外壁塗装の基本は『3回塗り』ですので
覚えておいてください。

【下塗り・中塗り・上塗り】

の計3回です。

この3回塗りはもしかしたら常識なのかもしれません。

では、なぜここで改めて言っているかというと、

飛び込み営業マンや極端に安い価格で
外壁塗装工事を受注する業者は、

『下塗りと上塗りの2回しか塗らない手抜き工事

をすることが多いからです。

通常3回塗るところを1回減らすことで
その分の手間(作業)も材料もカットできます。

それによって原価を低くして利益を確保しているのです。

それによる影響は、

塗りを1回減らすことによって、
普通だったら10年程度持つところが
”5年しかもたない”なんてことが起こります。

すると、いくら1回の工事が安くても
10年スパンで考えたら2回塗り替えないと
いけなくなります。

どれだけ安くしたとしても、1回の塗りを減らしただけで
普通の価格の半分になるなんてあり得ませんよね。

ということは、トータルで考えたら
かなり勿体ないことをしていることになります。。

なので、【外壁塗装は3回塗り】とあえてお伝えしたのです。

でも実はここでもう1点注意しなければならない点があります。

それは、

「大手企業なら安心か?」

という点です。

大手は基本、金額が高いです。

それは、テレビCMや広告宣伝に莫大な費用をかけているので
その分を回収するために高くなるのはわかりますよね。

でも多くの人は「大手なら安心だから」という理由で
高くても大手を選ぶ方がいます。

でも実際は・・・

大手は受注した案件は下請け業者に施工させます

しかも、受注金額の約半分の金額で・・・。
(これは僕も職人さんから聞いて衝撃を受けました)

ということは、言い換えれば
仮に100万円で受注した案件は、下請けに50万円で
施工させるということです。

それで成り立つのでしょうか?

きっと厳しいでしょうね。。

だから、受けた下請け業者も
何とか手間を抑えたくて・・・

3回塗りを2回にしてしまうのです。

もちろん、全部が全部そうとは限りません。

でもそういう事例があることは事実です。

なので、大手といえども一概に安心ではない
ということです。

「じゃぁ一体どうすればいいの?」

と思われるかもしれませんが、
対策はとてもシンプルで2つしかないと思います。

⓵信頼できる人にお願いする
⓶施工中に自分自身の目で逐一観察・確認する

これに尽きます。

⓵に追記するとすれば、
お願いする施工店が『自社施工』をしているところが望ましいです。

自社施工とは、社員として職人さんを雇用していて、
他の会社に下請けに出さず自分達で施工することです。

そして、特に⓶については『3回塗り』だけ知っていれば
現場監督や職人さんに確認すればわかりますし、

逆の立場でお客さまにそれを聞かれたら

「この人、知ってる人だな。ちゃんとやらなきゃマズイ」

と思って手抜き工事はできないでしょう。

なので、知識として知っておいていただきたいのです。

で、そんなこんなで仕上がった家がこんな感じです↓↓

今回、太陽の光や熱などを反射させる『遮熱性塗料』を使って
屋根も壁も塗ったので、その中でも反射率の高い淡い色を塗りました。

これは母の好みです。
決して僕の好みではないです(笑)

で、普通ならこれで終わりなのですが、

前回の投稿でも触れましたが、
今回の塗装工事で、細かいところの気配りに
僕は感動してしまいました。

それがこちらです↓↓

見にくくて申し訳ないのですが、
これはエアコンの室外機です。

そして縦にウネウネしている汚らしいものが
室外機と室内機を結ぶ配管なのですが、

大概の塗装店は固定バンドやビスを外したりせず
固定されたまま、その上からペンキを塗ってしまいます。

そうすると、塗った直後はキレイで良いのですが
月日が経って、エアコンを取替えようと配管を外したとき、
もともと壁にくっついていたところはペンキが塗られていないので
昔の外壁の色が出てきてしまいます。

さらに、配管などをまとめるために、
壁面の見える部分にテープを巻いて綺麗に仕上げてあるのが
一般的なのですが、

それはあくまでペラペラのテープなので、
雨や紫外線ですぐにボロボロになってしまいます。

結果何が言いたいかというと、
既存のエアコン配管をそのまま上から塗ってしまうと
数ヶ月後、数年後には汚らしくなってしまうということです。

それが、この塗装店さんは
こちらからお願いすることもなく、
追加料金を請求されることもなく、

『標準』で、当たり前のように
古い固定バンドやビスも取替え、
テープも全て綺麗に巻き直してくださったのです!

この細かな気配りは、本当に素晴らしいと思いましたし、
一客の立場としても有り難いと思いました。

以上が、僕の実家の外壁・屋根の塗り替えの様子でした。

・・・

そして、ここから
【母が何もしないで10万円得した方法】
についてお話します。

それはズバリ!
『市の住宅補助金』を使う。

です。

「えっ?外壁塗装で補助金ってあるの?」

と思われた方も多いのではないでしょうか?

実際、僕も調べるまでわからなかったのですが、
実は省エネやバリアフリーに関わる補助金は結構多いです。

例えば、僕の事務所がある武蔵村山市では、

・遮熱性塗料による外壁塗装工事(10万円)
・タイルの浴室からユニットバスへのリフォーム(10万円)
・耐震工事(MAX30万円)
・太陽光パネル設置(MAX6万円)
・省エネ機器への取替え(1万円~5万円)

など、結構ありがちな工事でも
市町村から補助が出るものがあります。
(*市町村によって違うので要確認)

例え1万円でももらえたら嬉しいですよね!

それが10万円の工事なら
ちょっとした家族旅行なんかも
行けちゃうかもしれませんね。

しかも、必要な書類関係(施工写真など)は
工事請負業者が手配してくれるはずです。

あなたは、用意された用紙の決められた箇所に
サインをし、印をつくだけでその権利が得られるのです!

これを知ったあなたも
ぜひ、市の補助金を上手く使って
お得に工事をしてくださいね!

ただし、

補助金を受けるには『受給資格』があります。

・市内に住所のある、市民であること
・市税等を滞納していないこと
・自分が住んでいる住居であること
・市内の事業者から購入・設置工事を行うもの

これらの要件を満たさなければなりません。

とはいえ、これらの要件は多くの方が
自然とクリアしているものだと思いますので
特に気にする必要はないでしょう。

でもその中でも一番ハードルが高いものが
最後の”市内の事業者”です。

もしお願いしたい業者がいたとしても
それがあなたの住んでいる市町村に事業所がない場合
補助金の対象外になってしまいます。

その場合は、補助金額分値引きしてもらえば良いのですが
なかなかそうもいかないでしょう。

なので、そういった場合は少しテクニックが必要です。

これも特に難しいことではありません。

ですが、今日の記事はかなり長くなってしまったので
もし知りたい方がいらっしゃったら個別にお答えしようと思います。

つかさ住設のホームページから
お問合せメールをいただけたら
24時間以内にお返事いたしますので
お気軽にご連絡ください。

つかさ住設ホームページ

今日はいつもの倍の長さになってしまいました。。

いつも最後までお読みくださり
本当にありがとうございます!

あなたが読んでくださるから
僕も一生懸命記事が書けます。

今後ともよろしくお願いいたします!

ではまた!

つかさ住設 加藤

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