住宅で自給自足を実現する足掛かりーオール電化ー

投稿者: | 2018-04-04

こんにちは、つかさ住設です。

3.11東北地震が起こってから
大手電力会社はオール電化のCMを止めました。

原発の問題とそれを補う
電力量問題があったからです。

ですが、CMや広告を止めた今でも
新築やリフォームでオール電化住宅が増えています。

その普及率は、

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2015年時点でのオール電化住宅普及率
全国平均11.8%(627万戸)
*株式会社富士経済 調べ
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10軒に1軒はオール電化住宅という計算です。

これは2025年には900万戸を超えてくるという
予想も出ているようです。

「そもそもオール電化って何?」

と思われる方もいるかもしれないので
簡単に説明すると、、、

オール電化とは、

『家の中で使うエネルギーを全て電気で賄う仕組み』

です。

一般的なお宅だと、

・照明やエアコ・テレビは、電気
・お風呂やコンロは、ガス
・暖房は、灯油

と、家の中で使うエネルギーを
用途で分けていることが多いです。

それを、

お風呂もコンロも暖房も・・・
全て電気を使って賄う仕組み

これがオール電化です。

オール電化住宅のメリットは

『圧倒的にランニングコスト(光熱費)が安い』

これに尽きると思います。

他にも細かなメリットはあると思いますが
突飛しているメリットはこれです。

では逆にデメリットは?というと、

・イニシャルコスト(初期費用)が高い
・メンテナンスコスト(取替え費)が高い
・停電リスクがある

など色々あります。

オール電化が出始めて10年そこそこなので
色々言われるのは仕方ないのかもしれません。

出る杭は打たれるのです。。

僕自身、ガス会社出身のため、
オール電化に良いイメージはありませんでした。

でも”お客様が選ぶ理由”を考えると
理解できるようになりました。

上であげたデメリットですが、
反論もできます。

初期費用については、
新築で購入する場合は特に
住宅ローンに組み込まれるので

たとえ数百万円高くても、月々の支払いは
数千円増える程度です。

メンテ費については、
明確なことはわかりませんが、
オール電化がもっと普及し、製品が進化・改良されれば
生産コストも下がり価格も下がるはずです。
(完全に予想の範囲ですが・・)

そして、停電リスクについてですが、

昔のオール電化と違い、今は
太陽光発電システムもセットになったオール電化が
主流になってきた感じがします。

つまり、

自分で電気を作り、自分で使う
=自給自足

が実現しつつあります。

なので、たとえ大手電力会社が
計画停電などを断行したとしても
昼間の明るい時間帯なら不自由なく暮らせます。

「つかささん、そうは言っても
実際に電気を使いたいのは夜ですよ!」

そうですよね。

そういう方のために最近普及し始めたのが
『蓄電池』です。

蓄電池については前に記事にしているので
コチラをお読みください↓↓

https://goo.gl/u3kWvj

今の”オール電化スタイルフルセット”は

・IHコンロ
・エコキュート
・太陽光発電システム
・蓄電池
(・電気自動車)

です。

それを集中監視システムなどの
ややこしいシステムを使って制御・把握する住宅が
『スマートハウス』になると思います。

そこまでいけば
光熱費はほぼゼロが実現できるのではないでしょうか。

あとは自宅で水を作れるシステムが普及すれば
完全自給自足住宅の完成です。

そうなると大手企業や地方自治体など
色んなところに摩擦が出来ると思うので
なかなか実現は難しいでしょうけどね。。

で、結局何が言いたいのかというと、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
先日、オール電化に伴う
IHコンロ・エコキュート取付け工事を
させていただきました!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ということです(笑)

前置きが長くなりすぎてしまい
すみません。。

その施工事例を紹介しますね!

・・・と言いたいところですが

「これからかよ!長いよ!」

という怒声が聞こえてきそうなので
次回にします。(笑)

ガス給湯器➡エコキュートへの
取替え工事

について紹介しますので
どうぞお楽しみに!

それではまた!

つかさ住設 加藤

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