会社概要

つかさ住設 設立秘話

私は、自営業でペンキ屋さんを営んでいた家庭に育ちましたが、父が大学卒業と同時にガンで他界し、そんな父の「自分の人生に自分で責任を持つ人間になれ」という言葉を胸に暮らしていました。
色々な理由で新卒入社の会社を早々と3ヶ月で辞め、約半年ニート生活を送り、なんとか住宅設備関係の地元のガス会社に入社することが出来ました。
そこで住宅設備やリフォームのイロハ（商品知識・現場調査・修理方法）を一から学び、年間200～300件の現場を受注してきました。（のべ受注件数2.000件以上）住宅設備の仕事は楽しく、まさに『天職』ではないかと思ったほどです。
しかしその中ですべてが完璧に上手く行っていたわけではありません。
新人の頃は私の知識不足で会社やお客様に迷惑をかけたこともあります。
今の私がいるのは前職の社長や上司、また何よりも私を信頼し任せてくださった寛大なお客様のおかげに他なりません。
その後、営業課の責任者を任され、部下を持ち『管理者』として仕事のステージが変わっていくと、ある違和感を覚える場面に何度も遭遇しました。
それは「自分で責任を取れば取るほど評価が下がる」という、どこにでもある組織ならではの“あるある違和感”でした。
そこで父の言葉を思い出し、独立を決意したのです。
私を一から育ててくださった会社や上司に独立の想いを伝えた時、不快な思いは一切することなく送り出して頂いたことに感謝しきれない想いとともに、その寛大な心に涙が溢れました。
さらに、私が辞めることを本気で悲しんでくれたお客様や、応援すると言って送り出してくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして職人さんや問屋さんなど周りの方の応援や協力を得て独立させていただきました。
これからは亡き父の言葉を真に受け止め進みながら、前職の社訓でもあった『誠心誠意』を改めて胸に刻み込み、「目の前の人の本当に必要なもの」の提案・提供を行っていきます。

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