こんにちは、つかさ住設の加藤です。
今日は、節約などの”お役立ち情報”とは少し違いますが、
僕が前々から「いやだなぁ~」と思っていた、
住宅業界?ビジネス?の習慣についてお話します。
ただ、これは全く無駄な話かというと、
あなたにとって重要な情報になると思いますので
最後までお読みいただけると嬉しいです。
・・・
あなたは何か金額の大きなモノやサービスを買う時に
『御見積書』を取ったことはありませんか?
見積書を”取る”というのは、
「販売者からその商品・サービスの購入金額
を約束した用紙(見積書)をもらうこと」です。
住宅業界では工事を受注する前に、
ほぼ間違いなく御見積書を提出します。
他にも、例えば自動車を買う時や各種保険に加入する時など、
多くの場合、必ず見積書が出されると思いますので、
どこかのタイミングで見積書をご覧になったことがあると思います。
今日はそんな『御見積書』について
僕の思うところをお話しようと思いますが、僕は、
御見積書=お客さまとの約束
だと思っています。
「あなたのご希望・ご要望は○○円で実現できます!」
これをお互いが勘違いすることなく、
確実に伝える手段が御見積書だと思っていますが、
この御見積書は、出し方にテクニックがあります。
大多数の方が当たり前に使われているテクニックなので
今更言う必要もないかもしれませんがご紹介すると、
⓵初めの見積書は高い金額で出す
⓶そして価格交渉をして値下げした”フリ”をして契約する
この二段階テクニックが当たり前に使われています。
「えッ?でも見積書をもらって価格交渉しなかったらどうなるの?」
という超純粋な方や、
価格交渉が苦手でついそのまま受け入れてしまう、
という気の優しい方のためにご説明すると、
『通常より高い価格で販売する
=販売者の利益が増える』
とてもシンプルな結果になります。
民間企業は”商売”ですから、
高く売って、より利益を確保するのは
当たり前のことです。
決して悪いことではありません。
むしろそうしなければ組織が成り立たない場合も
あるかもしれません。
。。。
でも、、、
僕はこのやり方が好きじゃないです。
いや、むしろ大嫌いです!
「そんなこと言って、自分だけ良い人振ってんじゃねーよ」
と怒られるかもしれませんが、
本当に嫌いなので仕方ありません。
これは主観ですが、
この二段階テクニックを使うと
なんとなく商売が『騙しあい』のような感覚を受けるのは
僕だけでしょうか。。
「じゃぁつかさ住設さんの見積書はどうなの?」
と思われると思いますので正直にお話しすると、
僕がご提出するお見積りの中身は、
工事原価と製品原価に
僕の利益(必要経費)を上乗せした金額
です。
その他に例えば『予備費』とか
『多めの経費』などは乗せません。
そして、僕がお見積りをしてきた中で、
追加請求をしたことは9割片ありません。
リフォーム案件で、解体後でないと
壁の中の状態がわからないなどの特殊な場合は
事前にその旨をご説明し、追加請求をさせていただきますが、
その追加分も基本的には実費(原価)のみで
そこに僕の利益を上乗せすることはありません。
なぜなら、御見積書を提出している時点で
僕の利益はいただいているので、
さらに余分に利益をもらう必要がないからです。
それに追加費用はお客さまにとっても
『予想外の費用』になるので、ないに越したことはないですし、
あっても少しでも安い方が喜ばれると思うからです。
なので、僕のお出しする御見積書には余分な費用は
含まれていないのです。
でも、これは良いことばかりではないと思っています。
それは、言い換えれば、
『値引き交渉は受けない』
ということと同義だからです。
値引きしたとしても端数調整くらいです。
それ以上に値引きを求めて来られた場合は
代替え案を提案しますが、
どうしても金額にこだわり値引きを求めて来られる場合には、
こちらからお断りさせていただくことが多いです。
なので、
・値引きをさせることに喜びを感じている人
・数社から見積りを取って競わせようとする人
これらの人には全く面白みがないと思います。
・・・
途中から僕の話になってしまい恐縮ですが、
まとめると、
御見積書には2パターンあるということです。
1.値引きありきの高い二段式見積書
2.値引きなしの直球型見積書
このどちらも良い面悪い面があり、
「交渉ゲームがあるかないか」
これが大きな違いです。
ビジネスの常識や
行動心理学や脳科学?の考えからは
「高い数字を見せてから低い数字を提示することで
低い数字があたかもお得に思える」
というテクニックが当たり前で王道とありますが、
(テレビ通販とかほぼそれですよね)
僕はそれが嫌い、という個人的な感想でした!(笑)
とはいえ、
世の中には色んな方がいて、
2.のフリをして高い金額を吹っかけている人もいますので
十分注意して御見積書をチェックしてみてくださいね!
今日も長い記事を最後までお読みくださり
ありがとうございます!
これからも、少しでもあなたの役に立つ情報を
お伝えしていきたいと思いますので、
ぜひ楽しみにしていてください!
ではまた!
つかさ住設 加藤
追伸:
もし他社から取り寄せた御見積書に不安がある方や
金額が標準的かどうかなど、
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