50年以上受け継がれる”廃らない”工法とは

投稿者: | 2018-03-13

こんにちは、つかさ住設です。

正直に白状します。

今まで偏見を持っていました。。

在来(タイル)浴室のリフォームを考えている人に決まって

☑ユニットバスにすれば暖かいですよ
☑お手入れも簡単ですよ
☑床が滑りにくいですよ
☑工事期間も短いですよ

と『ユニットバス』をオススメしていました。

確かにそうです。

このポイントは今でも間違っていない
と思っています。

もっと言えば、

『タイルの浴室は目地から水が通って土台や柱を傷めるけど、
ユニットは”箱”だからその心配は低いですよ』

これが常套句でした。

もちろんウソではなく
セールストークでもありません。

・・・が、これでは案に
”タイルの浴室はダメ”と
言っているのと同じです。

しかし、ふと考えてみると、
タイルの浴室が採用されている物件が
多くあることに気付きました

例えば、

・ホテルや旅館・銭湯の大浴場
・デイサービスなど介護施設の浴室
・高級住宅の浴室

こういう物件は基本的にタイルです。

公衆浴場や介護施設は
高齢の方も多く滑りにくい床が
求められる場所です。

ではなぜタイルなのか?

を考える前に、
上であげた浴室の共通点を
あげると、

『広い』

ということが言えます。

高級住宅の浴室も
1坪以上のところが多い印象があります。

*一般的な建売住宅では
1坪タイプか0.75坪タイプの
ユニットバスが主流

そもそも、大浴場など広い浴室用の
ユニットバスは作られていない(作れない?)
ということもあります。

そういった物理的な面もあると思いますが、
なぜタイルなのか?の一番の理由は、

====================
・浴室スペースを目一杯広く作れる
・レイアウトを自由に作れる
・世界に一つのオリジナルデザインを作れる
====================

一言で言えば、

『”自由”である』

ことが最大の魅了かつ
採用理由なのではないかと思います。

ユニットバスは文字通り
”ユニット=組み合せ”なので
ある決められた組み合せの中から
自分の好みで選びます。

・壁の色や柄
・浴槽や床の色
・水栓の種類

など決められることは多いので
ユニットバスでも自由度は高いです。

しかし、”レイアウト”については
かなり制限されます。

というか、ドアの位置と浴槽の向きによって
1・2通りしか選べません。

そこがタイルとユニットの大きな違いです。

極端なことを言えば、
タイルの浴室なら、

・浴室の真ん中に浴槽を置くことも
・浴室全体を”浴槽化”することも
・床を山折り・谷折りにすることも
・床に浴槽を埋め込むことも

可能です。
(使いにくいと思いますが。。(笑))

要は、何でもできるということです(笑)

とは言え、
自由に作る=お金がかかる
ことですので、

「お風呂にコダワリはないから
何でも良いわ」

という方にはユニットバスばオススメです。

ただ、一般的な戸建で
「在来(タイル)浴室の方が良いな」
と思う条件があります。

それは、

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
1.現状が在来(タイル)の浴室である
2.0.75坪の浴室である
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

この2つの条件を満たしている方の
浴室リフォームはタイルの浴室をオススメします。

その理由は、

やはり『広さ』です。

ユニットバスは既存の空間の中に
”箱”を入れるイメージなので、
どうしてもタイルの浴室より
一回り小さくなってしまいます。

これは

・メーカーさんの仕様でも
・請ける会社の規模や権力でも
・職人さんの腕でもなく

誰がやっても同じです。

*ノーリツやタカラ製で
他より少し広いのはあります

僕のお客様で
実際にメーカーのショールームにお連れして
展示の0.75坪ユニットバスを見て、

「えっ!こんなに狭いの?!」

と驚かれた方も多いです。

何度も言いますが
ユニットバスは”箱”なので
壁面が狭くなるだけでなく、
『天井も低くなる』のです。。

これでかなり圧迫感を感じる方も多いです。

なので、

気分を悪くされたら申し訳ありませんが、、

0.75坪の小さなタイルの浴室
のリフォームを考えている方は、

ユニットバスではなく、
タイルの浴室を作り替えた方が良いと思います。

今は施工方法も工夫されていて
もしかしたら既存のタイル浴室より
さらに広くなる可能性もあります。

さらに言えば、

現在0.75坪のユニットバスをお使いのお宅でも
リフォーム時にはタイルの浴室にすることで
浴室を広くすることができます。

タイルの浴室はネガティブなイメージも多いですが
(僕自身ネガティブキャンペーンを打った本人ですが・・)

昔から伝わる素晴らしい工法・技術だと
思いました。

これを読んでくださっているあなたが
もし上の条件に当てはまるとしたら、

ぜひタイルの浴室も検討されてみてくださいね!

長くなりましたが、
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございます!

それではまた。

つかさ住設 加藤

追伸1:

ちょうど今、
3億円の豪邸のタイル浴室改修工事に
携わっています。

タイル浴室➡タイル浴室

の工事ですが、
・浴槽の向きを変えたり
・壁の角を丸くしたり

色んな要望に応えるべく考え、
施工しています。

終わったらシェアする予定ですので
楽しみに待っていてくださいね。
(お客様の許可が得られれば)

追伸2:

つかさ住設では、
ガス機器・水廻り設備の取替えを中心に
キッチン・浴室リフォームをご提案させていただいております。

ご相談・現地調査・お見積りは
完全無料ですので
どうぞお気軽にご相談ください。

ただし、

「とにかく安いのが良い」

と方の期待にはお応えできないかと思います。

そうではなく、

「このくらいの予算なんだけど
どうにかできないかな」

というご相談には全力でお応えしたいと
思っておりますのでぜひご相談くださいませ!

あなたからのご連絡をお待ちしております。

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つかさ住設
042-569-6165
E-mail:jyusetsu@tk-hotline.com
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